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開業者の最終決定要素!インタビューを分析

グループ: その他

ABC店舗で契約した開業者様にインタビュー!
「物件を決めた要素」を分析!


当社でご契約いただいた開業者の皆様には、開業に至った経緯から物件探し~契約までを
インタビュー形式でお話を伺っております。

参考:成約物件(http:/www.abc-tenpo.com/feature/virtual_tour

そのインタビューデータ(2016年4月15日~10月12日)を元に、

「店舗取得の決め手になるものは何か?」

を分析いたしました。



 

■店舗取得の決め手 ~データ分析結果~



【物件を探していた期間の目安は“3ヶ月~半年】



約60%に到達する勢いの割合で半年以内に、1年未満という括りでは80%強の方々が
物件の取得を成功していることが上部グラフから見て取れる。
人の感覚の差はあれど、1年以内の物件探し期間が果たして「苦労した」に該当するか
が順当であるかは少々疑問が残るところ。




【38%が“地域”から”立地”へと視点が変わる】



地域、いわゆる土地勘のある場所から立地のよい物件へと物件を見ている
ポイントが遷移したことがわかる。

もちろん、そのほか複合的な要素が考えられるが、結果としては土地勘のある
場所が必ずしも物件を取得する、また“儲かる”と判断する要素として判断の基準
にはなりにくいのではないだろうか。





【苦労する要素、それは“物件”にあり・・・?】



1か月の間に募集物件の約67%が何者かによって契約されていること
がわかる。


さらに言ってしまえば、42%、全体の3分の1以上が約2週間以内に
契約済みとなり、募集が停止している。


この数字から見るに、物件の供給に対してあまりにも需要が高すぎ、
物件を知る機会を得ることなく、誰かが契約をしているのではないか
という推察ができうる。





【やはり“居抜き”は“やすい”】



極端な数字と言っていいほどに、物件の取得に対してのコストは
「安い」となっている。


また、ここは数字での表記は困難な部分にはなるが、開業までの期間、
主務官庁への手続きを鑑みるに、
飲食店舗を引き継ぐことで諸々の面での
たやすさが生まれてくる。


そういった意味でも、安い(やすい)だけでなく易い(やすい)と言えるのではないか。




【 総 括 】苦労の種は需要量と供給量の反比例


ここまで、数字を眺めてきてわかったこととしては端的に表すと

(1)物件を探す期間は長くない
(2)土地勘ではなく立地が優先される
(3)募集期間は極端に短い
(4)取得額が安い、となる。

(1)(2)(3)からは「もしかしたら物件を押し付けられ、求めていないものを
交わされている可能性がある」ということが言えそうだが、(4)から
「安く物件を取得することが」できていることがわかる。

よって、安く物件を取得できる“居抜き”は競争率が高いため、
その分物件が募集をかけられる期間が極端に短くなってしまっている
​のではないだろうかと推察できる。

いわゆる需要と供給のバランスが崩れており、いうならば“悪すぎる状態”に
あるということが見えてくる。


断定的にどうするべきだということはできないが、取得競争とも言える状況の中で、
自分に合う物件と出会い、取得できる可能性は決して高い数字とは言えないだろう。

 
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